2020年2月22日土曜日

第1回犬山八曽トレイルランニングレース開催中止のお知らせ

昨今の新型コロナウィルス感染症拡大による影響を踏まえ、犬山八曽トレイルランニングレース実行委員会では大会開催の有無を協議して参りましたが、以下を理由に大会を中止する事を決定致しました。

1. コロナウィルス感染症の拡大はここから市中感染により爆発的ピークを迎える事が予想される中、1,000人弱のイベントを開催する事は厚生労働省が発表した「開催の必要性」の文書の観点からも望ましくない

2. 開催地となる愛知県で既に感染者が確認されていること、また他県の感染者が愛知県に集まる可能性がある事が問題

3. 多くの選手が公共交通機関、犬山駅⇔大会会場の直通バスを利用すること、また選手駐車場⇔大会会場は全選手が送迎バスを利用する為、感染者が居た場合二次感染が起きる可能性が高い。また、バス内の消毒業務を運営サイドで徹底するのが不可能

4. 屋外イベントであっても選手同士の距離が近くなる開会式、コース渋滞時にはウィルス感染が起きる可能性が高い

5. 本大会でウィルス感染が発生してしまった場合、大会開催に多大なるご協力をいただいた地元行政に迷惑がかかる

我々北信濃トレイルフルークスはレース運営を始めて10年、エントリーが始まってから中止にしたトレイルランニングレースは1度もありません。

昨年度長野県が壊滅的なダメージを受けた台風19号の1週間後の大会でさえ、選手の皆さんの安全をなんとか確保し、大会を開催しました。

せっかくエントリーいただいた皆さんの為に、必死に開催しました。

しかし、今回に関しては我々が頑張ってもどうしようもない、コントロール不能な状況があります。
「多分だいじょうぶだろう」といった根拠のない憶測に基づき行動するにはあまりに危険な状況です。
我々運営サイドも大会を開催したい気持ちでいっぱいですが、今は「無責任」な行動は慎むべき、と中止を決定した次第です。

誰よりも、2年半の歳月をかけて気の遠くなるような許可申請の折衝手続きを進めてきた後藤コースディレクターの悔しさには計り知れないものがあります…彼の熱い想いは2021年度大会で必ず形にします。

大会を楽しみにしていた皆さんには本当に申し訳なく、断腸の思いではありますが、どうか今回の我々の決定をご理解いただけるよう、お願い申し上げます。

なお、選手の皆さまからお預かりしたエントリー料についてですが、大会事務局立上げ、HP・パンフレット作成、大会備品手配、スタッフホテル手配、チャーターバス手配、大会Tシャツ作成、各種人件費・・・その他様々な経費が既に発生しており返金対応は出来かねますが、来年の本大会エントリー料を1,200円割引する形で対応させていただければと思います(今年エントリーした選手のみ)。

参加賞Tシャツは後日、事務局からお送りさせていただきます。

今我々が出来る、精一杯の対応をご理解いただけると幸いです。

我々は2021年度犬山八曽トレイルランニングレース開催に向け、明日から全力で始動します。
また皆さまにお会いできますように。

犬山八曽トレイルランニングレース大会実行委員長
大塚浩司

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